AIピカソの使い方や特徴を分かりやすく解説

ここ最近、急速にAIが普及してきていますね。

画像生成AIも話題を呼んでいますが、２０２２年８月３１日にAIピカソという画像生成アプリがリリースされました。

AIピカソは現在iPhoneとAndroid両方に対応しています。

AIピカソとは？

AIピカソとは、文章を入力するとAIが文章に合った画像を生成してくれるスマホアプリです。

オープンソースで提供されている画像生成AI・Stable Diffusionの画像生成モデルを活用して開発されました。

Stable DiffusionはPCで環境構築が必要だったり英語だったりと、何かと使い勝手が難しいところがあるのですが、AIピカソは日本語対応アプリなので非常に使いやすいです。

余談ですが、LINEのAIお絵描き「お絵描きばりぐっどくん」と開発者が同じのようです。

AIピカソの特徴①会員登録不要で無料利用できる

AIピカソはアプリをインストールしたら、登録不要で無料利用できます。

様々な画像生成AIが登場していますが、登録が必要だったり英語必須だったりと何かと面倒なことが多いです。

会員登録不要で無料でサクッと利用できるAIピカソが、初めて画像生成AIを利用するにはピッタリです。

AIピカソの特徴②回数制限なく利用できる

何度か画像生成していると広告再生を求められますが、僕が利用している現時点では、回数制限なく無料で利用できるようです。

今後の利用状況などによって、無料利用には回数制限が発生するかもしれませんね。

AIピカソの特徴③日本語で利用できる

Stable Diffusionや他の有名画像生成AI（DALL・Eなど）は英語で入力が必要ですが、AIピカソは日本語でOKなので便利です。

AIピカソの特徴④AIアバターで似顔絵を作れる

AIピカソでは、自分の顔やペットの写真をアップロードして、似顔絵を作ることができます。

自分の顔だけが写った写真を１０～２０枚アップして、様々な姿に変身することができます。

AIピカソの使い方を分かりやすく解説

AIピカソはアプリをインストールしたら、会員登録不要ですぐに利用できます。

ある程度画像生成すると、広告再生を求められことがあります。

文字入力するだけで画像生成

画面上部に文字入力する項目があるので、そこに単語や文章を入力することで画像が生成されます。

例えば、「餌を探す可愛い猫」と入力して画像生成すると、下記のような画像が生成されます。

可愛らしい猫ちゃんが生成されました。ちなみにAIピカソで生成される画像のサイズは５１２×５１２です。

どんな単語や文章を入力すればいいか迷う際は、「注目のキーワード」や「おすすめプロンプト」があるので、それを入力して画像生成してみましょう。

スタイルの指定もできる

AIピカソでは文字入力の他に、任意でスタイルの指定もできます。

先ほどと同じ「餌を探す可愛い猫」と入力し、「ファンタジー」スタイルを設定してみましょう。

全然意味のわからん画像が生成されました・・・笑

使い方のコツを把握しないと、意図しない画像が生成されるようですね汗

ちなみに、画像生成は５秒～１０秒程度でしたが、回線速度や複雑さなどによって所要時間は変わるようです。

生成した画像は保存、SNSでシェアできる

AIピカソで生成した画像はその場ですぐ保存することができ、SNSでシェアもできます。

右上の↓アイコンをタップすると保存ができます。

Shareボタンをタップすると画像をシェアすることができます。

また、Shareボタンの左にあるボタンをタップすると、同じキーワードで画像を再生成できます。

AIピカソで生成した画像の著作権は？

AIピカソで生成した画像の著作権は、Stable Diffusionの利用規約に準じるそうです。

Stable DiffusionのQ&Aを見ると、こう記載があります。

AI によって生成された画像と著作権の領域は複雑であり、法域によって異なります。

引用：Stable Diffusion

めちゃめちゃグレーな回答です・・・笑

とりあえずSNSなどでのシェアはできるけど、商用利用は避けた方がいいですね。

現状、画像生成AIの著作権は複雑で今後変更されていく可能性もあるので、生成した画像を公開する前に都度確認していくのが良いと思います。

AIピカソは画像生成AIの入門にピッタリ

他の画像生成AIは使い勝手が難しく、初心者がサクッと利用するには何かと面倒です。

AIピカソはアプリをインストールすれば、登録不要かつ無料でサクッと利用できます。

画像生成AIに興味のある方は、まずはAIピカソでお試ししてみましょう。