「彼女を守る51の方法」を読んで蘇る震災の記憶。あらためて思う防災の大切さ

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鬼才、古屋兎丸先生が描いた漫画、「彼女を守る51の方法」をマンガBANG!というマンガアプリで読みました。

もしこの漫画をあの日の前に読んでいたら、きっと何も感じなかったと思う。だけど、あの日から10年たった今この漫画を読んであらためて地震の恐怖を思い出しました。

この漫画では首都直下型地震が発生します。「彼女を守る51の方法」を読んでみての感想を東日本大震災時の経験とあわせて述べます。

彼女を守る51の方法は初歩的災害対策マニュアルとしても役立つ

この漫画では初歩的な災害時の対策が要所で出てきて参考になります。いざという時に使えそうなのがちらほら。

群衆心理で大衆を煽動

作中みんなでお台場を抜け出すためにレインボーブリッジを渡るシーンがあり、途中小さな余震にパニックになり我先にとみんなが走り出してしまいます。

先頭にいた主人公は身の危険を感じ周りに頭を抱えてしゃがむよう指示を出します。するとなんということでしょう、気がつくと全員がしゃがんでいたのです。

これこそがGUNNSHUSHINRI!

確かに、周りの人間が急にしゃがみだしたら僕も訳もわからないままとりあえずしゃがんじゃいそうです。

人はパニックになると正常な判断力を失う

これは東日本大震災から数日後の話ですが、近所のお店はどこも営業しておらず食べ物がない僕は、バイクでちょっと遠くにいきどこかお店が開いてないか探していました。

そんな時、突如向こうから叫びながら走ってくる集団。人様のマンションに勝手に入っていき高いところへと逃げようとする人達。

なんだこれ!?と疑問に思い観察していた時、悲鳴に混じり聞こえてくる「津波だー逃げろー」という声。

地震当日も被害なかった地域に、そもそも大きい余震きてないのに津波くるはずがないんですが、人はパニックになるとまともな判断ができなくなってしまうようです。

災害時の緊急出産

避難中に妊婦さんが出産するシーンがあり、出産の際にどうすればいいかが描かれています。

妊婦さんは病院にもいけず不安でいっぱいだと思うので、そんな時適切な処置ができる人がいると絶対安心だと思うんですよ。

いざという時のぜひ覚えておきたい知識です。

災害時は空腹、寒さ、コレがしんどい

作中でも描かれてますが、これがなかなかにしんどいです。

今でも覚えてるのが、震災の前までは昼間20度近くいく日もあったりしてもの凄い暖かかったんです。だけど、地震がきた途端に雪が降り出すわそこからしばらくすげー寒くなるわで、電気が通ってないから本当に寒さがこたえました。

当たり前に使っていた暖房でしたがあれ以来、「文明の利器ってすげえええええ」って実感するようになりましたね。

そして空腹、コレもまたしんどかった。僕は当時買い溜めもしておらず家には食べ物が何もない。お菓子も普段食べないので菓子類もない。

タイミングが悪く、食べ物を買いに出た夕方にはもうどの店も売り切れ。残ってるのはコーヒーとタバコとエロ本とお酒だけ。

しょうがなく僕はそこから2日半くらいコーヒーとタバコで過ごしました。備蓄は大事ですよ、本当。

空腹は備蓄をしていれば未然に防げます。いざと言う時に命運を分けることになるので、備蓄は絶対にしておくべきです。

おすすめ備蓄食料品

まずは水、何よりも水。飲み水、体洗う用、トイレ用など幅広く使うので水は必須です。

飲み水が無いのも地獄ですが、水がなくてトイレを流せないで便器にどんどん溜まっていくあれはまさに地獄絵図ですよ。

大人から子供まで食べれるビスコ、これは間違いない。お腹も膨れるし美味しいしで文句なしの一品です。

ただ、水がないと口の水分持ってかれてマジしんどい・・・

備蓄用としてオススメなのがやはり缶詰ですが、その中でも僕のイチ押しはサバ缶。

サバはそのままでも美味しいしご飯にも合うので最高です。うどんと絡めても美味しいです。僕は水煮より味噌煮が好きです。

12種類もあるので味に飽きもこないし、賞味期限が5年と長持ちな上にコンパクトで備蓄しやすいのがグッド。これにサバ缶合わせれば最強です。

ちなみに僕はこれとは別に、ご飯は炊いたらすぐ冷凍保存してます。これなら日々消費しつつ常に小備蓄できます。

ご飯よりパン派だという方にはコチラ。僕も2日間コーヒーだけだった時にこれがあればどれほど楽だったか・・・

コチラも備蓄用にしてはクオリティ高すぎです。めっちゃ美味しい。

災害時は価格が暴騰する

作中では水が1本3000円などで売られています。さすがにそこまではなかったですが、カップ麺とかは店によっては倍くらいの値段で売られてましたね。

需要と供給のバランスが著しく狂ったことで生じるインフレをこの時実際に学びました。売ってる人たちも生活かかってるから、しょうがないといえばしょうがないのかなーなんて思ってしまいます。

でもそんな時、僕の職場の向かい側にあった魚屋のおじさんは冷凍庫が使えないからという理由で魚をタダで分けてくれました。

自分たちの非常食にすればいいのに分けてくれるなんて親切ですよね。

女性は要注意、災害時夜中は絶対一人で外に出ない

作中では女性が酔っ払った男性に性被害にあうシーンがあります。阪神大震災の時も、聞き取り調査では性被害にあった女性が多く存在したと作中では書かれています。

東日本大震災の時もそういった被害があったとの話がありましたので、女性の方は日本だからと油断しないで災害時は要注意です。

一人暮らしの方なんかも、遠慮とかしないで可能なら家族や親戚や友達を頼るべきですね。

あと、シンプルに電気のない夜に一人は身も心も寂しいですよ。

震災時の僕の体験談

ちょいと僕の経験談も話します。

そのお金、誰のお金?

僕は当時海沿いからちょっと離れたところで配達の仕事をしていたのですが、震災後に今まで注文入ったことないような(申し訳無いけど)安アパートから頻繁に注文がくるようになりました。

届けに行くとおそらく16~17歳くらいのちょっと不良っぽい男の子が出てきました。親の代わりかな?なんて思ってると、お会計の時にその子がニヤニヤしながら取り出したお札は毎回不自然に泥まみれ。

証拠が無い状態で疑うのもアレですが、これはきっと君のお金ではないんだろうなと思いました。そんなこともありましたね。

避難所格差

僕は避難所は利用してはいませんが、各地域によって避難所のクオリティが雲泥の差だと思いましたね。

僕の家のすぐ近くの中学校は土足厳禁で、高齢の方は優先的に良い場所を使わせてもらっているようで、そこには一目でわかる秩序がありました。

しかし他地域の避難所は違いました。当時一緒に働いてた人の近況が心配でその人がいそうな付近をバイクで走っていた時のことです。(電話回線は混雑し過ぎてて繋がんないし、そもそも携帯の充電も切れてて連絡手段無)

その付近の避難所あたりでお年寄りの荷物持ったりとか手伝いしてるという話をたまたま他の知人から聞いたので、僕はとりあえずその避難所に行ってみました。

そこで見た光景、愕然としましたね。

みんな土足なので校舎はどこも泥だらけ、若い人間が体育館や校舎の一階を使っており、年寄りは皆2~3階を使わされてました。

未曾有の事態とはいえ、お年寄りを差し置いて土足で楽な場所を占拠してる人たちには憤りを感じました。

まとめ:漫画としても災害対策としても彼女を守る51の方法はおすすめ

「彼女を守る51の方法」は災害時の想定される事態と対処方法をマンガにしたような作品で、面白いし参考になりますのでオススメです。


古屋兎丸先生は他にも面白い作品を多く出してるので要チェックです。ちなみに僕はこの「彼女を守る51の方法」と別作品、「女子高生を殺したい」を共にマンガBANG!で読みました。
※時期によっては作品を配信していない可能性があります。

マンガBANG!人気の漫画が読めるマンガアプリ
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開発元:Amazia, Inc.
無料
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彼女を守る51の方法は漫画としても面白いですし、災害対策としても参考になるのでオススメですよ。

マンガBANG!は他にも超絶面白い作品が多数あるので、ぜひぜひチェックしてみましょう!



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