こんにちは、14歳からグランジとパンクにどハマりしてるたぎーです。
たまにはポップじゃないのが聴きたい
なんだか感傷的な気分だから、今のこの気分にあった曲ってないかな
感情を吐き出せる音楽ないかな
もう世界にうんざり
そんな人に最高におすすめなのがニルヴァーナ。
ニルヴァーナを聴いて、音楽ってその時の感情によって左右されるなってことに気付きました。
きっと誰にも理解されないだろうけど、僕が常に言ってるのは
「音楽は耳で聴くんじゃない、脳で聴くんだ」
カートの奏でるシンプルながら破滅的なギター、この世の全てに怒ってるようでかつ繊細な歌。
そこにクリスのベースとデイブのドラムが加わったらもう無敵。
パンクロックが隆盛を極めた1994年に、一人の偉大な人物がこの世を去った。
カートが今も生きてたら、きっと今のロックはヒップホップに負けないくらいの人気があったでしょう。
パンクでグランジでロックなニルヴァーナのおすすめアルバムを、14歳からパンクマニアの僕が紹介していきます!
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NIRVANA(ニルヴァーナ)ってどんなバンド?
まずみなさんコバーンコバーン言ってるけど、コベインだからね。これユーチューバーの井上ジョーさんも言ってたから。発音的にはカート・コバーンじゃなくて、カート・コベインです。
とりあえず僕は本当に大好きです、カート・コバーン
1967年2月20日、アメリカ北西部の田舎町アバディーンで誕生した、後にロックの歴史を変える男カート・コベイン。父は車の技師や製材場の工場員という典型的なブルーカラーの家庭で育ちます。
カートは幼い頃からその精神状態の不安定さから9歳にして精神安定剤を服用する生活を余儀なくされてしまいます。
さらにカートの心に大きな傷を残す出来事が75年に起こります。それは最愛の両親の離婚。その後、父や母、祖父母の家を4~5回たらい回しにされ安定した家族を持たない生活を余儀なくされます。
この頃からカートの躁鬱はひどくなり、他人に心を閉ざすようになってしまったようです。
その後ロックに興味を抱き、パンクにのめり込んでいったカート。その過程でクリス・ノヴォセリックと出会います。
85年、高校の卒業まであと2ヶ月というところでカートは高校を中退してしまいます。
家を追い出されたカートはアバディーンの近くの川を流れるウィシュカー川のほとりで野宿したりと孤独な日々を送ることに。(ライブアルバム「フロム・ザ・マディ・バンクス・オブ・ウィシュカー」のタイトルはこの川からとられました。)
その後、友人と共にデモ音源を作り始めます。そのバンドは”フィーカル・マター”と名付けられ、そこにクリス・ノヴォセリックが加入を希望します。
その後バンドは”セルアウツ”と名前を変え、以降も”スキッド・ロウ”や”テッド・エド・フレッド”などと名前を変え、またメンバーも何度も変わりました。
88年、「ブリーチ」の原型となったデモテープを制作。この時期にバンド名が「Nirvana」に決まります。チャド・チャニングをドラマーに迎え、7月にデビューシングル「Love Buzz」を発表。
89年にはカートの「ギターの厚みの増したい」との意向からセカンドギタリストとしてジェイソン・エヴァーマンが加入。同年6月にデビューアルバム、「ブリーチ」を発表。ニルヴァーナ初の全米ツアーをスタートし徐々に人気がでるも、ジェイソンは「ヘヴィメタルすぎる」との理由でわずか半年で解雇に。
90年5月、ドラマーのチャドが脱退。同年に元スクリームのデイブ・グロールが加入。ここに最強の布陣が誕生します。
91年9月、プロデューサーにブッチ・ヴィグを迎えメジャーデビューアルバム、「Nevermind」を発表。
93年2月からスティーブ・アルビニをプロデューサーに迎え、同年9月に「In Utero」を発表、初登場1位を獲得。この頃から3人体制をやめて、元Germsのパット・スメアをサブ・ギタリストに迎え全米ツアーをスタート。
同年10月18日には「MTVアンプラグド」に出演。
94年1月30日、「In Utero」に続くアルバム用のデモ録音のためスタジオ入りし「You know You're right」などを録音。
94年3月4日、ローマのホテルで大量に鎮痛剤を飲んだカートが発見されます。
帰国後も不安定だったカートを見かねて、3月30日に妻のコートニー・ラブがカートをLAのエクソダス・ドラッグ回復施設に入院させますが2日で脱走します。
その後4月8日、3日前に猟銃自殺を図ったカートの遺体が、コバーン家の警備用ライトを取り換えにきた技師に発見されます。享年27歳でした。
ニルヴァーナのおすすめアルバムは全部!歴代アルバム紹介
それでは、ニルヴァーナの最高なアルバムを紹介していきます!
インディー臭がハンパないBleach
89年6月にサブ・ポップレコーズから発売された、製作費わずか600ドルのアルバム。
売れる気なんてさらさらない、そんな気持ちが曲に現れてます。だけどそれが当時のシーンにとって新鮮だったのかもしれないですね。
カートの作曲センスが爆発する前の貴重なアルバムです。
歴史的名盤!Nevermind
30年経っても一ミリも色褪せない、1991年リリースの歴史的名盤。
もはや語り尽くされすぎて語ることは何もなし!とりあえず洋楽のバンドでこれ聴いとけばいいんでしょ?レベルで不動の人気です。
超有名曲”Smells Like Teen Spirit”に始まり、アルバムはひたすら静と動を繰り返す。ちなみにこの”Smells Like Teen Spirit”はカートの元彼女がつけていたコロンの名前で、ある時カートがビキニ・キルのトビ・ヴェイルに「あんたティーン・スピリットの匂いがするわよ(またあの子と寝てたのね)」とからかわれたことがきっかけで生まれたものですだそうです。カート自身は「ピクシーズのパクリだ」って言ってたみたいだけど、まあ兎にも角にも最高な曲なわけです。
ちなみにこのアルバム、92年1月11日付けでビルボードアルバムチャート1位を獲得しています。あのマイケル・ジャクソンのアルバム「デンジャラス」を抜いて。
どんなにロックが廃れても、このアルバムが廃れることは永遠にないでしょう。
破滅的アルバム、In Utero
1993年リリース、バンドとして最後のオリジナル作品。
アルバム1曲目の”Serve The Servants”、破滅を音で表現したようなギターで幕を開けます。狂ってるとしかこの曲を言い表すことができないです。極め付けは、どんなにギターがうまくても思いつかないであろうギターソロですね。
カートの精神状態がめちゃくちゃだったのはこのアルバムを聴けばなんとなく理解できる気がします。破滅を音で表現したような、ありったけの感情を吐き出しても吐き出しきれないような。
名曲だらけのIncesticide
1992年リリース、NevermindとIn Uteroの間に発売された、Nevermind発表前の曲を集めたコンピレーション的アルバム。
ブリーチの頃の荒々しさとネヴァーマインドのポップさの冷静と情熱の間的作品です。ブリーチ程インディー感はないけど、ネヴァーマインドに比べるとチープな感じなんだけど、コンピレーションとは思えないほどの楽曲クオリティ!!!
ニルヴァーナのおすすめライブアルバム紹介
MTV Unplugged In New York
カートが亡くなる5か月前の1993年11月18日にニューヨークで収録された、MTV Unpluggedという自身の曲をアコースティックで演奏する企画でのライブを収録したアルバム。
同じ曲でも全く違った曲のように聴こえるので楽しめるアルバムとなっています。Nirvanaではあまり有名ではない曲ばかり演奏してるのも印象深いです。
3曲目の "Jesus Doesn't Want Me for a Sunbeam"はThe Vaselinesのカヴァー。
4曲目の"The Man Who Sold the World"はデヴィッド・ボウイのカヴァー。
10曲目の"Plateau"、11曲目の"Oh Me"、12曲目の"Lake of Fire"はカートが敬愛していたバンド、ミート・パペッツのカヴァーです。
Live at Reading
1992年の伝説のライブを収めたアルバム。
CDとDVDが収録されており、ライブ映像は現在公式でYouTubeで発信されているのでぜひ観てほしいです。画面越しでも半端ない熱量が伝わり興奮が止まらないです!
Live And Loud
とにかくめちゃくちゃやばいライブです。昔友達に「このライブめちゃやばいよ!」って言われて、まだYouTubeも無い頃にDVD貰って見た時の衝撃たるや。
カートのギターとボーカル、クリスのベース、それを引っ張るデイブのパワフルなドラミングと全てが完璧。
ニルヴァーナはいつになっても色あせない
本当に最高な音楽っていうのは、いつになっても色あせないです。
Nevermindなんて僕が3歳の時に発売されたアルバムですが、30年近くたった今もまったく色あせないです。
カートは間違いなくロックの歴史を変えて、世界を変えて、たくさんの人々を変えました。
知ってるかい?
音楽って、人を変えるんだぜ?
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