こんにちは、パンクロックが大好きだけどヒップホップも超好きなたぎーです。
フジロックにも出演していたケンドリックラマーというラッパーのおすすめアルバムを知りたいYo!!!
こんな疑問に答えます。
ケンドリック・ラマーはN.W.Aを生んだコンプトン出身ですが、彼の曲はギャングスタラップとは一線を画すものであり、リリックも素晴らしいです。
ぼくが彼にここまで心酔する理由は曲のクオリティはもちろんだけど、リリックに溢れ出る彼の知性だったり人間性なのかなと。
コンプトンで生きてて周りはギャングばかりなのに、非行に走らず真っ当に生きるって実際すごいと思います。
不良に限らずだけど、基本的に集団が形成されるにあたって意図せずとも使われるのが同調圧力だと思ってて、ケンドリックの界隈のそれはもう半端ではなかったと思うんですよね。
近所のおばさんや学校を支配しているおばさんの、「ねえ!!!◯◯さんもそう思うよねえ!!!」
あれに匹敵するはず
僕は元々パンクやメタルを好んで聴くんですが、ケンドリックラマーに関してはかれこれ5年以上ほぼ毎日のように聴いています!
そんな飽きるほどにケンドリック・ラマーを聴いてきた僕のおすすめアルバムを紹介していきます!
ケンドリック・ラマーってどんな人?
1987年、カリフォルニア州南部ロサンゼルスに隣接する悪名高き街コンプトンで生まれたケンドリック・ラマー。
DMXのデビューアルバム、「It’s Dark And Hell is Hot」に感化され13歳から自身でライムを書き始めます。
その後2002年、16歳の時初めてレコーディングブースに足を踏み入れることに。
1年後、自身初のアルバム「Youngest Head Nigga In Charge」を制作します。
その後地元のレーベル、TDE(Top Dawg Entertainment)と契約し、K-dot名義で”Training Day”と”C4”という2本のミックステープをリリース(どちらもYOUTUBEで聴けます)
2009年、本名のKendrick Lamar名義で、「Kendrick Lamar EP」をリリース。(以降はKendrick Lamar名義で活動)
2010年、「Overly Dedicated」をリリース。
Dr.dreやSnoop Dogに認められ、ヒップホップ誌『XXL』の2011 Freshman Classに選出される。
2011年、デビューアルバム「Section 80」をリリース。
2012年に「good kid, m.A.A.d city」をリリースしビルボードチャート最高2位に輝きプラチナ認定も受けます。
2015年、「To Pimp A Butterfly」をリリース、初登場首位に輝き第58回グラミー賞で最優秀ラップアルバム賞を受賞します。
2017年、「DAMN」をリリース。
2018年、「ピューリッツァー賞」を受賞。
ケンドリック・ラマーのおすすめアルバムランキング!
本当は全部良くてどれも甲乙つけがたいのですが、個人的なTOP3をオススメ曲と共に紹介します!
K-dotのおすすめアルバム第3位!DAMN
2017年発表のアルバム。どこかのアイドルがDAMNのTシャツを着てたら即効でTシャツが売り切れたなんてエピソードもありました。
「Mike Will Made It」がトラックプロデューサーを担当したアルバムを代表する曲、"DNA"。
この曲は当初前半のビートしかなかったが、ケンドリックが最後までラップのレコーディングをしたと思ったら、そのまま止まらずにアカペラでラップし続けたことから後半部分が出来上がったとのこと。
ブルーノマーズの24K Magicの冒頭を逆再生して切り取って作られたトラックが印象的な”LOYALTY”。
当時いろんなパロディ動画がYouTubeにうpされた"HUMBLE"、U2がフューチャリングしてるか分かりづらい"XXX"などリリックも意味があるのにドライブで流しても超カッコいい曲ばかりです。
極め付けはアルバムラストの曲"DUCKWORTH"。この曲のリリックの衝撃と、よくこれを今の今まで曲にしなかったなーと唸らされます。
聴けば聴くほど新たな発見がある名盤です。
K-dotのおすすめアルバム第2位!good kid, m.A.A.d city
2012年に発表されたメジャーデビューアルバム、彼を全世界に知らしめた珠玉の名作。
それまでヒップホップでアルバム通して聴けるってゆうのが個人的にあまりなかったんですが、このアルバムは右矢印を押す必要がないですね。
リリックも素晴らしくて、正直文化が違いすぎてギャングスタ的なのなんて理解できないしスラングも多すぎて意味分かんないから、今までリリックは一部のラッパー以外はあまり気にしてなかったんだけど、ケンドリックラマーは別です。
こんなに曲聴き込んでリリックも読み込んだラッパーは後にも先にもケンドリックラマーだけですね。
昔から対訳って訳し方適当な人多いしスラングを理解してない人多いし、そもそもこれ日本語としておかしいだろ!って思うことが多々あったんですが、ケンドリックラマーのアルバムでは塚田 桂子さんという方が凄い分かりやすく対訳してくださってるので是非読んでみてください。
配信や動画で聴いて終わりじゃなく、ぜひ彼のメッセージにも耳を傾けてほしいですね。
K-dotのおすすめアルバム第1位!To Pimp A Butterfly
2015年発表、歴史に残る大傑作アルバム。
ジャケット見てわかる通り当時の(昔からでしょうが)アメリカにおける黒人の憤り的なものを感じます。ギャングスタラップとかのリリック見てもよく意味がわからないことが多いんですが、ケンドリックのリリックってほんとタメになるんですよね。
Kamasi Washington,Thundercat,TERRACE MARTINなどのジャズ系ミュージシャンがサウンド面で大きな役割を果たしており、もはやヒップホップの完成系なのでは?と思わせるほど完成度の高いアルバムです。
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まとめ:ケンドリックラマーのアルバムはハズレなし
いかがでしたでしょうか?今回紹介したアルバムはもちろんどれも最高なんですが、他のアルバムもどれも最高すぎてハズレなしです。
ギャングスタラップとかだと文化が違いすぎて何言ってるかよくわかんないんですけど、ケンドリックのリリックは知的で奥が深いのでぜひリリックも含めて聴いてみてください!
ケンドリック・ラマーの必聴絶聴おすすめソングも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
んでまず!
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