こんにちは、ジャンプ大好きっ子のたぎーです。
「クロス・マネジ」という作品をご存知だろうか。少年ジャンプで2012~2013年まで連載されていたラクロスを題材にした青春漫画である。
これがもうなかなかに面白い、連載当時から僕は毎週楽しみに読んでいたんですが、アンケートではあまり人気がなかったのか掲載はいつも後ろの方。
「これは打ち切りの匂いがプンプンするぜえええ!」と不安に思いながら毎週月曜日を迎えてたんですが、案の定短期で終了してしまいました。
当時は「まー黒子とかテニプリみたいに必殺技もないし、かといってハイキュー!ほどの熱量はないからしょうがないか・・・」なんて思ってたんですが、あらためて読んだらやっぱり面白い。
なんでこれ短期で終了したのか本当ナゾって当時は思ってたんですが、読み返すとなんとなく原因がわかるような気がしました。
クロス・マネジのあらすじ
怪我によりサッカーを断念した櫻井、そんな櫻井君は新しい部活を模索します。
ある日の帰宅中、土手で一人ラクロスの練習をする同級生の豊口ちゃんと遭遇します。
うんもうね、まず豊口ちゃんの天真爛漫具合が抜群に可愛い。
僕みたいに心が荒みきった人間はこうゆう女の子が大好きです。
てゆーかね、
男子校だったからこんなんむっちゃ憧れるんよ!羨ましい!憎たらしい!もし人生をやり直せるなら素敵な青春時代を切望!
土手でばったり遭遇した二人ですが、些細なことで喧嘩をしてしまいます。
その後月日は流れ櫻井は将棋部へ加入するも、何か物足りない日々。
そう、それは「熱量」・・・何かに対するアツい気持ちが足りない・・・
こんなんじゃ生きてるって言えねえよおおおおお!!!
もうラクロス部のマネージャーやろう!櫻井!
怪我をしたあの時からずっと「あんのないあんパン」だった櫻井君ですが、こうして彼のアツい学園生活がようやく始まりました。
そもそも「ラクロス」ってなに?
そもそもラクロスってなんなんでしょう。
まずあのみんなが持ってるスティック、あれを「クロス」と呼ぶそうな。ボールは直径6センチで重さ150グラムの硬質だそうです。
作中でもありましたが、「硬質」ってことはやはりけっこう硬いんですね。当たったら痛そう。
ラクロスに関しては、ラクロスのルールと魅力を簡単解説! デビュー&観戦前にこれだけは知っておこうの記事がめちゃくちゃ簡潔でわかりやすいです。この記事読むだけでちょっとラクロスやりたくなります。
てゆーか男子もあったんですね、初めて知った。男子はなかなかに激しそうですねえ。
豊口深空(とよぐちみそら)がとにかく可愛らしい
天真爛漫で裏表がない感じでとにかく可愛いんですよね。下手くそで笑われて馬鹿にされてもまったく気にしないそのキャラが素敵です。
ここぞという時の笑顔もまあ素敵。でも、せっかくのいいキャラなのに活かしきれてない感じがしましたね。
この子の元だから辛い練習も逃げずにみんなついていくんだよっていう描写が序盤でもっとたくさん欲しかった。
「あんたに助けられたんだよぅ!」とか、
「あの時あんたが声かけてくれなかったら、きっと大人になって振り返った時、あたいの青春なんて何もなかった」とか、
「空っぽだったあたいを・・・あんたの笑顔が埋めてくれたんだよ・・・?」とか、
「あんたが土足で私の心に入り込んできて、今思うと感謝しかないよ」とか
そうゆうのほしかった。
トリコ並のパワーインフレが残念だった
ついこの間まで試合すらしたことなかった弱小チームが、ちょっと有能なマネージャーが入ったくらいで急に強くなり過ぎ。まだ序盤なのにたんたんと試合に勝ってしまうのが白熱さに欠けましたね。
せめてチーム内に元有名選手や強豪がいるって設定なら良かったんですけどね。
ルーキーズでいうところの「安仁屋」みたいな感じで。
もっと挫折や苦悩、葛藤がほしかった
序盤ではもっと各選手のアツい気持ちをぶつけたり、挫折したりするシーンを見たかったですね。
途中ある3人が練習についていけず退部届を出すんですが、そこの挫折をもっとアツく描いて欲しかった。
せっかく豊口ちゃんがいいキャラしてるのにもったいなかったですね。
あとは物語序盤で試合を普通に勝ち進んでしまうので、まずそこに至るまでのプロセスがもっとほしかった。
なによりスポーツ漫画って試合のシーンがメインなのに、試合が特にアツい描写もなくちゃちゃっと終わってしまうので、もっと試合をアツく描いて欲しかった。
まとめ:青のフラッグが面白い
結論、「青のフラッグ」読みましょう。
「クロス・マネジ」も面白いんだけど、同作者の作品では「青のフラッグ」がイチ押しです。
コチラも青春学園漫画で、青春学園ものが好きな方はオススメです。
興味があったらぜひ一読を。
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