あまりスポーツ漫画は好きではない僕ですが、ジャンプ+で連載している忘却バッテリーなる野球マンガを読みました。
普通ならまず手に取らないであろう作品ですが、ジャンプ+アプリでは連載中のジャンプ+オリジナル漫画を初回のみ全話無料で読めるという驚きのサービスがあるので、試しに読んでみました。
5歳からジャンプ読んできて、ジャンプの数多のスポーツ漫画を読んできましたが、トップレベルに面白いです。
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※若干ネタバレ含みます
ROOKIESに次ぐ面白さ
結論から言いましょう、マジで面白い。実写化もしたあの感動不良野球漫画「ルーキーズ」に次いで面白い。
ルーキーズとは「ろくでなしブルース」や「べしゃり暮らし」を描いている森田まさのり先生が描く5ページに一回くらいの勢いで涙が止まらない名作だが、それについで面白い。
うん、もうルーキーズはね、まず不良共が野球を始めるまでのストーリーが最高ですから。関川が最初に御子柴(不良じゃない)の仲間に加わるんですが、それが気に食わなかった新庄という極悪ヤンキーはあろうことか便所で関川をボッコボコにしてしまうんですね。
そしてそこに何故か安仁屋という中学時代エースで4番のスーパースターだったけど不良に落ちぶれただけどどこか野球が忘れられないそんな設定のキャラが現れて新庄とケンカを始めてしまいます。
安仁屋は野球の話をされると急に怒りだすほど野球嫌いになったはずなのに、なぜ安仁屋はあそこで新庄とケンカしたんでしょう。
その後の展開などもどれも胸熱すぎて超感動します。
話が逸れた
うん、これ「ルーキーズ全話読んでみた感想」じゃねえんだ。
いやまあROOKIESはマジで超面白いです。
忘却バッテリーの捕手の方、智将要圭のキャラがいい
この漫画はなんと言っても要圭(カナメケイ)のキャラがいいですね。要圭とは、中学時代に親友で投手の清峰と共に対戦相手を恐れさせた最強バッテリー。
しかし謎に要圭は記憶を失ってしまい、野球をやらないおちゃらけキャラと化すことに。そのおちゃらけ方が秀逸で面白い。
この作者普通にギャグセンス高いです。
この要くんですが、記憶を失ってからは当初「野球なんて絶対やらない」と言ってたのに、その後徐々に野球にのめり込んでいきます。
その姿もまたものすごい魅力的です。
そして時折記憶を戻したりします。(しかしまた元のアホな要圭に戻ります)
相方の清峰はまさに野球以外全く興味のない人間で、他人のことなんかどうでもいいというキャラなんですが、かたや要くんはみんなに優しくてアホで常にラブ&ピース。
記憶を失ってからというもの基本アホな要圭、そんな要ですが唯我独尊な清峰を時折ただしたりと要所で熱い人間です。
「人の努力否定すんの禁止な」って言葉はグッときました。
熱量はそこまでない、が
忘却バッテリーはスラムダンクやハイキュー!ほどの熱量はありません。
スラムダンクやハイキュー!なんかだと読んでて、「あ、このシーンとこの言葉やばい・・・めっちゃ突き刺さる」ってのがあるじゃないですか。
忘却バッテリーはそうゆうのはあまりありません。どちらかというとゆるーい雰囲気漂ってます。
だがしかし、要所でやはり決めるところはビシッと決めてきます。ココ!ってページの描写がめちゃくちゃ上手いです。
要所で高校球児のリアルを描いてて、忘却バッテリーは読んでると思わず高校球児を応援したくなります。
3年間努力してきて背番号すら貰えない。
ポッと出の一年にレギュラーの座を奪われて、自分の3年間は何だったんだ。なんのために親に何十万もお金出してもらって、野球をやってきたんだろう。
吹奏楽部と一緒に大声で応援してる子たちの中にはこんな気持ちを押し殺しながら応援してる子がいると思うと、感慨深くなります。
でも、お前らのその経験という財産は何年後か何十年後かわかんねえけど絶対役に立つから!
忘却バッテリーはジャンプ+で読めます
ジャンプ+アプリでは連載中のジャンプ+オリジナル作品を初回全話無料で読めるので、まだ利用したことない人はアプリで読むのがオススメです。
スポーツ漫画の躍動感を大事にしたい方は紙媒体で読むのがオススメです。
僕的に野球漫画ではかなり上位にランクする作品です。ギャグセンスも高くてそうゆう要所でギャグぶっ込んでくるのが好きな方はぜひチェック。
あの頃の熱い気持ちを思い出したい方はぜひ読んでみてください、「忘却バッテリー」。
さらにさらに、ジャンプ+では忘却バッテリー以外にも初回無料で読める超絶面白い作品がたくさんありますんで、ぜひチェックしてみてください。
んでまず!